当店ではお花本来の姿を見て香りを感じていただきたく、
キーパー(お花専用の冷蔵庫)を使用していません。
キーパーを使わない代わりに、以下の商品を使用して長持ちできるように管理しています。
切花類全般に効果のある水揚げ促進剤です。水が下がってしまった花にも効果があります。
お花を入荷してから、水揚げまでの時間が短縮されます。
バラ、ダリア、トルコキキョウ、カーネーションなど、
糖分を必要とするお花に使用しています。
アレンジメントやブーケを制作した後、お客様の手元まで新鮮さを保ったままお届けするための商品。
フィニッシングタッチは花にスプレーするだけ。花びらや葉を生き生きと保ちます。
*飾る環境により効果が変わることがあります。
当店では以上の商品を適切に使い、室温管理・商品管理をして、
キーパーに頼らず長持ちさせる努力をしています。
しかし暑い時期(5月末~10月ごろ)は店内での長期保存が出来ないので、
お早目のご予約をお勧めします!
切花栄養剤の効能
お花を活けた水はしばらくするとバクテリアが発生します。
そのバクテリアがお花の茎の中にある導管で繁殖し、茎を腐らせたり、水揚げが悪くなり萎れやすくなります。
バクテリアを抑える事がお花を長く鑑賞できる方法の一つです。
①活ける花瓶や花器は事前に洗浄して乾かしましょう!
②茎を切るハサミやナイフもよく消毒して、切り口にバクテリアが付着しないように気を付けましょう。
③栄養成分や抗菌成分が入ってる切り花栄養剤などを利用しましょう。
④水が汚れてきたら、水替えをしましょう。その時に茎の切り戻し、
花器の洗浄、水の入れ替えも行いましょう。
以上を実践すれば100%ではありませんが、バクテリアの発生量を減らせる=少しでも長く鑑賞できるようになります。
気温が高いとバクテリアも発生しやすくなりますので、夏はできるだけ涼しい場所で管理を。
例えばカーテン閉めるとかで日中に室温が上がらないようにするだけでも多少は変わると思います。*1
*1 必ず効果があると保証してるわけではありません。
エチレンは植物の成長を促進させるホルモンの一種です。
一定濃度を超えるエチレンを感じたり受粉したりすると、
早く花を終わらせて種子を作ろうとするので入荷が新しくても花が散ってしまい事があります。
エチレンを発生するものは、熟した果物、萎れ始めた花からは高濃度のエチレンが出ます。
タバコや線香の煙、車の排気ガスなど、燃焼するときにも発生します。
お花の飾る場所の近くには果物を置かない、萎れてきたお花は早めに取り除く、
部屋でタバコを吸わない等、気を付けて頂くと少しでも長く鑑賞できると思います。*1
*1 必ず効果があると保証してるわけではありませんが、科学的には証明されてます。
エチレンはすべてのお花が影響を受けるわけではありません。